お気に入りの本を、自分だけの布ブックカバーで包んでみませんか?
この記事では、寸法の情報が文庫本サイズよりも手に入りにくい、少し大きめの単行本サイズの作り方を写真つきで紹介します。
幅の調整ができるタイプなので、B6~四六判に使えるサイズです。
「市販のカバーではサイズが合わない」「B6~四六判の寸法が分かりづらい」とお悩みの方にもおすすめです。
幅を調整できるフリーサイズ仕様なので、少し大きめの本でも安心して使えます。
布のカット寸法がすぐ分かる「寸法図」も掲載しています!
単行本サイズのブックカバーの作り方
単行本サイズとは、文芸書やビジネス書などに多いサイズです。
主にB6サイズ(約128mm×182mm)と四六判(約128mm×188mm)があります。
今回は、このB6サイズと四六判のハードカバーの本が入るサイズで作りました。
1.布をカットする
寸法図はこちら。

数字の単位はセンチです。
この図を参考に、布をカットしてください。
縫い代1cm込みです。
テープの幅は、お好みで調節してください。
表布の裏布の2枚と、テープ用の布1枚。

薄手の生地なら、裏に接着芯を貼ってくださいね。
3.本体を縫う
寸法図の赤い◎部分をまず直線で縫います。

その後、M字に折り込みます。

ここが、本の表紙を差し込む部分となります。
テープを挟んでブックカバーの上下を縫います。
赤い点線部分です。
テープは、中で少したるんだ状態にします。

布をひっくり返す口は開けておきます。
この写真では糸が随分出てしまっていますが、適宜カットしてくださいね。
4.布をひっくり返して口を閉じる
縫い終わったら布をひっくり返し、口を閉じます(赤の点線部分)

アイロンで形を整えたら完成!
完成品はこちら!
出来上がりました〜♪

厚みのある本でも入ります。
この作り方なら、裏地の方を表紙にすることもできるので、リバーシブルで楽しめます。

ちなみに、入っているのはこちらの本です。
ほぼ直線縫いなので、ミシンが苦手な方でも挑戦しやすいと思います。
頑張れば手縫いでも作れます(ミシンの方がオススメですが…)
単行本サイズのブックカバーって文庫本サイズに比べて種類が少ないので、お気に入りの生地で作ってみてはいかがでしょうか。
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